安藤まなのてきとー日記

22歳 発達障害の母の日記です

当たり前ではない日常

2月7日、12時起床。14時ごろ夫とショッピングモールに出かけた。ずっと欲しかった物が買えたので良かった。私は車が運転できないので、大きなものを買う時は夫に車で一緒に行ってもらうしかなくて少し申し訳ない。今年中に免許を取ろうかなと考え中だ。お昼ご飯も食べて帰宅。最近また新しく始めたい事があって、それを夫に話したら色々と調べてくれた。何か「やりたい」と言うと、特に反対もせず協力してくれるので非常に嬉しい。まああまりにも途方もない事だとさすがに止めるのだろうけど笑。

その後夫が仕事に出かけたので、家の掃除を始めた。家にはルンバがあるので、そんなに大変でないはずなのだが、最近は物が結構増えてきてしまったので、一々どかさなくてはならなくて少し大変だ。すっきりさせたいのだけれど、生活や仕事に必要なものばかりなので捨てられない。もっと上手く収納する方法を考えなければならないのだろうか…

掃除したら疲れたので、お風呂に入ろうと思ってお風呂の掃除を始めた。最近排水溝の掃除をやっていなかったので、汚いだろうなと思って見てみたら、案の定汚かった。ゴミが詰まっていて、こんなんでよく水が流れたなあという感じだった。最近真面目に風呂掃除をしていなかったので、今日は入念にやった。お風呂のピンクヌメリやカビは大体激落ち君で落ちるのですごい。激落ち君は最強だ。掃除の時は結構何にでも使っている。

そいうえば、実家ではお風呂の掃除は大体父がやっていたことを思い出した。排水溝は1週間に1回必ず掃除していた。排水溝は掃除しないと水が流れなくて溢れかえってしまう。私は1回それをやったことがある。しかし、実家では1回もそうなったことはない。父は、それに加えて、ゴミの分別とゴミ出し、洗い物などをやっていた。実家ではゴミが溜まって困ったことはないし、前の日に使った食器やコップは綺麗に洗われて、次の日の朝にはいつもの場所にしまってあった。最近はこれが当たり前のことではなく、すごいことだったんだなあと感じるようになった。

排水溝が詰まって水が溢れかえらないこと、ゴミが家の中に溜まって困らないこと、前の日に使った食器が綺麗に洗われて使えるようになっていること、月が変わるとカレンダーがめくられて新しい月になっていること、毎日洗濯されて清潔な衣服を着ることができ、着るものがない状態にならないこと、毎日温かい食事にありつけること、こんな当たり前に感じていた状態が、誰かのたゆまぬ努力によって支えられていたことを最近はすごく感じる。当たり前のことなんか何一つない。誰かが頑張ってくれているからその状態を当たり前に感じることが出来る。私はポンコツなので、少し気を抜くと、ゴミは何袋も溜まってしまうし、物は散乱するし、排水溝が詰まって水が溢れかえる。本当は完璧にやりたいけれど、なかなかそうは出来ない。

私は色々な事が出来ないけど、こうして生きる事が出来ていて、それは夫を始めとした色々な人に支えられているからだなあと感じる。これからもポンコツなりに頑張って、そしてなにより、周りの支えてくれている方々に日々感謝を忘れずに生きていきたいと思う。