安藤まなのてきとー日記

22歳 発達障害の母の日記です

不幸せな学生時代と幸せな今

2月9日、13時起床。昨日はなぜか寝られなくなってしまって、4時まで起きていた。寝られなくてゴロゴロしていたのだけど、寝られないし飽きてきたので、制作中のアイロンビーズに取り掛かった。結構集中して出来て、気付いたら2時間半もやっていた。これで全体の3分の1くらい終わった。寝られなかったけど、アイロンビーズを進める事が出来たので、満足だった。

今日は夫の仕事が休みだったので、2人でファミレスに出掛けた。夫の仕事は休みと言っても、家で出来る作業は無限にあるので、ファミレスに行って作業していた。私は何をしていたのかと言うと、自分のレシピ本を作っていた。夫が1人暮らししている時に買ったレシピ本が最近片付けをしていたら出てきたのだが、見てみると簡単そうで美味しそうな物ばかりだった。去年の9月くらいに自炊を始めようとした時に、夫はその本を勧めてくれたのだが、その頃は料理した事が全くなかったので、その本のすごさが分からなかった。少し自炊をするようになってその本を見てみたらとても魅力的だった。しかし、レシピ本というのは、材料別やカテゴリー別になってない事が多い。私はそういう細かいところがすごく気になってしまうので、自分の好きなようにノートにまとめようと思ったのだ。

思えば学生の頃からノートを綺麗にまとめるのが好きだった。まとめた結果満足してそれを暗記するのを怠ったりはしていたが笑。今日は久しぶりに書いていたら、漢字が意外と書けなくなっていて驚いた。漢字は書かないと忘れていく物みたいだ(当たり前)。最近はブログやメールやLineなど、全てスマホやパソコンで文章を打っているので、あんまり書く事をしていなかった。そして、書くということはとても時間がかかるし、疲れるということが分かった。1時間集中して書いただけで相当疲れたので、学生時代の私は凄かったんだなと思った。学校に通っていると板書をノートに写すだけで相当な時間になる。それに加えて放課後も塾に行って板書を写したり、それのノートまとめをやっていた。今から考えると相当凄い。

学生時代は、学校に毎日通わなくてはならなくて辛い上に、実家で母親と暮らしていたので精神的に相当キツかった。朝が極端に弱いので朝起きて学校に行くのも辛いが、だからと言って休むと1日中責められた。しかもその上に一種の強迫観念で放課後は毎日勉強しなければならないと思っていて、勉強出来なかった日は自分を責め続けていた。学校にも通えなくて、勉強も思うように出来ない自分なんて死んだ方がいいのになと思っていたし、そのような事を母親にも言われていた。毎日人生って本当に辛いことしかないな…と思って生きていて、100%楽しい時間など 滅多に存在しなかった。

実家ではよく、「人生の何が楽しくて生きてるの?」と家族に聞いていた。母親は「今は辛くても楽しいと思える日がきっと来るよ。」と言っていたのだが、自分で娘に「あんたなんて生きる価値がない」とか言っておきながらよくそんなことが言えたなと今は思う笑。母親といる限り私は絶対に幸せにはなれなかったのに…

まあそんな感じだったが、今は母親と離れて好きな人と暮らして、好きなことが出来ているので本当に幸せだ。学生時代の自分に「本当に楽しくて幸せな生活が待ってるよ」と伝えてあげたい。

家に帰る途中で買い物をして家に帰った。今日も夜ご飯を作る事が出来た。料理をしている時間は結構長いのに食べるのは一瞬だなと思った。食べた後で片付けもしなくてはならないので結構大変だ。夫に最近頑張りすぎだよと言われた。こんな事で頑張りすぎと言ってくれる夫も大概優しいが、確かに最近私にしては結構頑張っている。1ヶ月の間で調子が良い時と悪い時のサイクルが大体あるのだが、そういえばこの頃は一番調子が良い時だ。そんな時は毎日料理をしたり、ブログを書く事ができる。調子が良い時に頑張っても頑張らなくても、そのうち体が勝手に動かなくなる時が来るので今は頑張っておこう笑。調子のサイクルがある事も分かっていて、調子が良いかどうか分かって、しかも何も出来なくなっても責めない夫でとてもありがたい。私は普通に生活する事が出来なくて、体力が異常なほど無かったり、寝ている時間が異常に長かったり、普通の人には理解しがたい事が多いのだが、夫のその辺に対する理解力はすごい。私の父親の方は私を結構理解してくれていたのだが、20年間かけて徐々に分かって来た感じだった。夫はすでに父親と同じくらい私を理解している。というか、結婚する前からある程度分かっていたみたいだ。プロポーズされた時に、「私は本当に何も出来ないんですけど良いんですか?」と聞いたのだが、「家にいてくれるだけで良いです」と返された。そして本当に1日ほとんど寝てて何もしなくても何も言わない。

20年間、普通に生きられない事への絶望に打ちひしがれて、生きるのが辛すぎて人生辞めたいと思っていた人間も、1年後には幸せな状況になっていることもあるのだなあと思った。夫と出会えて本当に良かった。